１．東徹より一言
遂にロシアでクーデターが起きるのかと思いました。プリゴジン氏率いるワグネルがロシア軍と闘い、反乱を起こしました。ワグネルは、一度はモスクワに向かいましたが、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介で流血を避けるために、プリゴジン氏はベラルーシに、そしてワグネルはモスクワから引き返すことになりました。
真相はこれからですが、プーチン大統領にとって大きな痛手であることには、間違いないでしょう。今後の動向に注目しなければなりません。
さて、６月２１日に会期１５０日間の令和５年 通常国会が閉会致しました。
岸田総理自ら衆議院の解散総選挙を煽り、緊張感が高まりましたが、１６日には「今国会では解散はない」と否定したことにより、立憲民主党が内閣不信任案を提出しました。しかし、毎度の会期末の単なる恒例のセレモニーだとして、否決されました。
立憲民主党には何の戦略も無く、ただただ会期末になればお決まりのように「内閣不信任案」を提出するという手法には、呆れるばかりです。これでは国民から支持をされないのもよくわかります。
一方、今国会での自民党の不甲斐なさにも呆れるばかりでした。憲法審査会を、過去にも珍しく開催の回数を増やしましたが、本気で改憲しようという姿勢は、全く見受けられませんでした。
今国会の目玉法案の一つであった「入国管理法」については、難民ではない不法滞在者に対し、一定のルールを設けて母国に送還させることができる法案が成立しました。不法滞在者が行方不明となり、日本国内で犯罪を犯すことを抑制するためにも、大変必要な法案でありました。
維新は自民と修正協議を重ね、入国管理施設に入所されている収容者の人権に配慮することを追加させました。
また、LGBT法案については、自民党・公明党の与党が、わずか数時間の議論で「維新・国民の法案」に乗りかかってくるとは思いもよらず、あっさりと通してしまいました。維新が提案者ではありますが、自民党は本当に大丈夫なのかと心配になります。
岸田総理は「異次元の少子化対策」を重点政策として取り組んでおりますが、内容はこれまでの延長線上であり、財源確保については先送りする結果となりました。
少子化問題は３０年も前からずっと指摘されてきたことであり、これまで本気で取り組んでこなかった政治の怠慢以外何ものでもありません。政治の怠慢であったことに対する反省もなく、その上その重いツケを国民に押し付けようとしております。つまり財源については、国民対しての増税又は社会保険料の上乗せを検討しており、それには絶対に反対です。
今こそ「政治家の身を切る改革」を進めて、それを梃に徹底した行政改革で財源を確保するべきです。あわせて日本経済の成長による税収増を実現すべきです。
日本は、世界から見れば間違いなく衰退しています。
「世界競争力ランキング」が毎年公表されていますが、１９８９年には日本が世界１位でした。
２０２３年は、過去最低の３５位です。この現実を受け止めなくてはなりません。
既得権の打破、規制改革によって経済成長できるように、党を挙げて取り組んで参ります。
東 徹
参考：【2023年最新】世界競争力ランキングとは 上位20位と日本の現状（ELEMINIST）
２．７月の国政報告会は15日（土）です
６月は諸事情でお休みさせていただいた国政報告会ですが、７月の開催日程が決まりました。
７月15日、土曜日 午後２時からの開催です。
入場無料、途中入場・途中退席も自由、どなたでもご参加いただけますので、ぜひごお気軽に来場ください。
―☆ 東徹 国政報告会 ☆―
【日時】：令和５年７月15日(土) 午後２時～
【会場】：スイスホテル南海大阪 ７階 花桐の間
（大阪市中央区難波5-1-60 ／ TEL：06-6646-1111）
※ 会場準備の都合がありますので、ご参加希望の方は、電話・メールで東徹事務所までご連絡ください。
【東徹事務所】
TEL：06-6681-0350
３．お役立ち情報
① 万博関連の情報
【2025年大阪・関西万博関連の調達支援サイトが開設されました】
大阪府は、2025年大阪・関西万博関連の調達支援サイトとして、万博関連事業受注者登録システム「万博商談もずやんモール」を開設しました。
万博に関連する資材やサービス、業務、役務提供などの調達を希望する企業・団体に対し、大阪府内の中小企業の事業者及び物品・サービスの情報を提供するとともに、調達主体から出される調達案件の情報を府内中小企業に提供することで調達マッチングの支援を実現を目指すものです。
万博をきっかけにビジネスチャンスを獲得したい大阪府内の中小企業・団体の皆さん、万博に関連して調達先を探されている皆さん、ぜひ「万博商談もずやんモール」にご登録ください！
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
＜万博商談もずやんモール＞
【大阪ヘルスケアパビリオン概要動画が公開されました！】
大阪パビリオン推進委員会（大阪府市）が、大阪ヘルスケアパビリオンの概要動画を公開しました。以下のリンク先で、未来の都市をテーマにした大阪ヘルスケアパビリオンの様々な展示イメージを紹介しています。
＜日本語版 大阪ヘルスケアパビリオン概要動画＞
【公式オリジナルグッズのオンライン販売】
2025大阪・関西万博の公式ライセンス商品は、下記のリンク先でオンライン販売されています。
＜万博公式ライセンス商品オンラインショップ＞
中でも好評のためき品切れとなっていたミャクミャクのぬいぐるみは、先日、６月入荷分の抽選販売が開始しされましたが、応募期間が明日６月27日（火）の23:59迄となっていますので、ご注意ください。
-② Ｇ７大阪・堺貿易大臣会合の会場が決定
本年10月28日（土）と29日（日）に開催される「Ｇ７大阪・堺貿易大臣会合」の会場が、大阪府立国際会議場に決定しました。なお、堺市内では歓迎レセプションなどの社交行事等が開催される予定です。
Ｇ７貿易大臣会合は、Ｇ７サミット（主要国首脳会議）の関係閣僚会合のひとつで、貿易分野における国際的な課題について議論する会合です。昨年、ドイツ・ノイハーデンベルクで開催された会合では、ウクライナ復興支援、強靱で持続可能なサプライチェーン、WTO改革、公平な競争条件等について議論がなされました。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
＜Ｇ７貿易大臣会合大阪・堺推進協力協議会公式ホームページ＞
② その他
【大阪わかそう2023】
「大阪わかそう」は、７月20日の「中小企業の日」や７月の「中小企業魅力発信月間」の認知向上などを目的に開催されているイベントで、企業展とフォーラムの２本立て構成になっています。
企業展には、大阪府中小企業家同友会に所属する約90社の中小企業が中心に出展しています。
フォーラムでは、南海電気鉄道シニアアドバイザーの川田均氏が地域共創型まちづくりの推進について基調講演するほか、NHK大阪放送局チーフプロデューサーの熊野律時氏が「朝ドラ『舞い上がれ！』が描いた中小企業の過去から未来」と題し講演します。併せて博覧会協会 機運醸成局の吉田博史氏が大阪・関西万博の概要などを説明します。
フォーラムの定員は100人（先着順）で、参加申し込みの締め切りは７月５日です。詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
＜大阪わかそう2023＞
【ビュースポットおおさか発掘・発信プロジェクトの第４回募集】
世界に誇れる大阪の魅力ある景観、きらりと光る個性豊かで多彩な大阪の景観を美しく眺めることのできる場所（ビュースポット）を、一般からの募集により発掘、「ビュースポットおおさか」として選定し、府域内外に情報発信することで、景観への興味・関心を向上させ、「きらめく世界都市・大阪の実現」を図ることを目的とする取組です。
これまでの募集では80か所が「ビュースポットおおさか」として選定されました。
今回の募集では20か所程度の選定が予定されており、最終的には全部で100か所程度を選定する予定だそうです。詳しい応募方法等は、以下のリンク先をご覧ください。
＜第４回ビュースポットおおさかを募集します！＞
４．YouTube動画の紹介
東徹のYouTubeチャンネルに、新しく公開された動画たちです。
お時間の許す際に、是非ご視聴ください。
① 2023.06.20【岸田内閣は解散できないまま終わる】
② 2023.06.21【国会改革は、途についたばかり】
③ 2023.06.22【少子高齢化、人口減少問題は、政治の怠慢】
『チャンネル登録』と『いいね！』をお願いしますm(_ _)m
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☆☆ おことわり ☆☆
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